鉄道旅客協会が4月26日に発表した主要旅行業12社の今年3月の旅行取扱額は、前年同月並みの3134億2259万円だった。内訳は、国内旅行が4・8%減の1824億278万円、海外旅行が8・8%増の1108億6303万円、外国人旅行が1・8%増の172億2249万円、その他が6・3%減の29億3429万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、名鉄観光サービス、京王観光、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの4社だった。分野別で見ると、国内旅行は名鉄観光サービス、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの3社が前年比増。海外旅行は7社、外国人旅行は7社が前年実績を超えた。
2017年度の累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比1・6%増の3兆4826億7561万円だった。各社の状況を見ると京王観光、農協観光、読売旅行を除く9社が前年同期を上回った。
内訳は、国内旅行が0・1%減の2兆1445億3753万円、海外旅行が6・1%増の1兆1510億4479万円、外国人旅行が5・8%増の1639億8923万円、その他が1・0%増の231億405万円だった。国内旅行が4社、海外旅行が11社、外国人旅行が9社で前年実績を上回った。